2026年度 第二回グリーンフェイスジャパン・フェローシッププログラム

April 23, 2026

“第2回フェローシッププログラム開催”

2026年4月20日、GreenFaith Japanフェローシッププログラム第2回を開催しました。今回は、一般社団法人「みどりのドクターズ」代表であり、在宅医療の現場にも携わる佐々木隆史医師を講師にお迎えし、「プラネタリーヘルス」の観点から気候変動と健康・ウェルビーイングについてご講義いただきました。

「みどりのドクターズ」は、気候変動をはじめとする環境問題をふまえた健康・医療のあり方を考え、医療従事者が主体となって気候変動対策を推進する日本初の団体です。医師や看護師、薬剤師など多職種が参加し、医療分野からの情報発信や実践に取り組んでいます。

“気候変動がもたらす健康への影響”

講義では、気候変動が私たちの健康に及ぼす影響について、具体的な事例とともに紹介されました。気温上昇に伴う熱中症の増加だけでなく、心不全や脳梗塞などの循環器疾患のリスク上昇、花粉症の拡大、呼吸器疾患や食中毒の増加など、すでに多くの影響が現れています。また、温暖化によって蚊や害虫の生息域が広がり、感染症のリスクが高まっている現状についても説明がありました。

“プラネタリーヘルスと社会のつながり”

人の健康は、個人の生活習慣だけでなく、社会や環境によって大きく左右されます。講義では、収入や教育、住環境などの「健康の社会的決定要因」にも触れられ、気候変動の影響が特に社会的に弱い立場にある人々に集中している現状が共有されました。また、「プラネタリーヘルス」という概念を通して、地球環境の健全性が人間の健康の基盤であることが強調されました。

“医療と気候変動対策のこれから”

医療は本来、病気を治すだけでなく、その原因を未然に防ぐ役割を担っています。気候変動という“上流の課題”に向き合うことの重要性が語られ、医療分野における脱炭素の取り組みや、地域における防災・エネルギー対策の必要性についても言及されました。災害時の医療体制や避難所の在り方、メンタルヘルスの支援など、多角的な視点からの課題が提示されました。

“これからの実践に向けて”

質疑応答では、ジェンダーの視点や災害対応、地域での取り組みなどについて活発な意見交換が行われました。気候変動は一部の専門分野にとどまる問題ではなく、私たち一人ひとりの暮らしや健康と深く結びついていることを改めて実感する機会となりました。今後は、本講義で得た学びをそれぞれの現場やコミュニティに持ち帰り、具体的な行動へとつなげていくことが期待されます。

“GreenFaith Japanとして”

GreenFaith Japanでは、今後も多様な分野の専門家との学びを通して、気候変動と社会の課題をつなぐ理解を深めていきます。フェローシッププログラムを通じて生まれる対話と実践を大切にしながら、次回以降のプログラムでも、参加者とともに学びを広げ、具体的なアクションへとつなげていきます。

2026年度 グリーンフェイスジャパン・フェローシッププログラム
2026年度 グリーンフェイスジャパン・フェローシッププログラム

”第1回フェローシッププログラム開催” 2026年3月26日、GreenFaith Japanフェローシッププログラム2026の第1回を開催しました。本プログラムは、宗教者を対象に、気候変動をはじめとする地球環境問題やその対応策について、専門家の講義を通して学ぶものです。当日は全国各地から24名が参加し、講義と質疑応答を通して理解を深める機会となりました。 ”気候変動の科学的メカニズム”...

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2026年 グリーンフェイス・ジャパン 「フェローシップ・プログラム」のご案内
2026年 グリーンフェイス・ジャパン 「フェローシップ・プログラム」のご案内

"グリーンフェイス・ジャパン・フェローシップ・プログラム" グリーンフェイス・ジャパンは、昨年度に引き続き、本年も宗教者の皆様を対象に、気候変動問題をはじめとする地球環境問題ならびにその対応策等について、専門家の講義をとおして学ぶ「フェローシップ・プログラム」を開催することになりました。毎年の集中豪雨、40° Cを超える猛暑など日本の気候も大きく変わりつつあります。そ うした気候変動の原因について理解を深め、解決策等について共に考える機会となりますことを願っております。 この機会にぜひご参加を賜りたくご案内申し上げます。...

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若者気候訴訟 第5回口頭弁論に参加しました!
若者気候訴訟 第5回口頭弁論に参加しました!

若者たちの声が響いた気候訴訟の現場 2026年1月8日、名古屋地方裁判所にて「若者気候訴訟」第5回口頭弁論期日が開かれ、GreenFaith Japanとして参加、傍聴し、その後、原告や支援者の皆様との交流会に参加をしてきました。この日も傍聴券は抽選制となり、社会の関心の高さを実感しました。法廷では、原告の川﨑彩子さんと山本大貴さんが意見陳述に立ち、それぞれの視点から気候危機の深刻さと、企業に対する責任を訴えました。 「気候沸騰化」の現実と、求められる行動...

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