2024年4月6日と13日に行われたThe Climate Reality Project主催のセミナー「The Reality Tour」に参加をしてきました。
このリアリティーツアーは、世界10か国で気候問題に取り組むリーダーの育成を目的として行われており、ビジネス界、教育界、市民団体など、さまざまな分野の専門家が集まり、美しい地球を未来へつなぐための情報共有の場となっています。
“地球を守るための国際的取り組み”
4月6日のセミナーは東京都内で開催され、午前中にはアル・ゴア氏(元アメリカ副大統領/ノーベル平和賞受賞者)によるビデオ講演が行われました。
講演では、日本を含む世界各地の気候変動の現状や、持続可能な未来に向けた具体的な対策について学ぶことができました。
“多様な分野の参加者による意見交換”
午後はパネルディスカッションやテーマ別のグループ協議が実施され、参加者同士が自らの活動を共有しながら、活発な意見交換が行われました。
私たちGreenFaith Japanにとっても、新たな団体や個人と出会い、ネットワークを広げる貴重な機会となりました。
“市民の力が社会を変える”
続く4月13日はオンラインにて開催され、以下の5つのテーマを中心に約4時間にわたるプログラムが展開されました:
1. 気候変動の専門家によるプログラム紹介
2. 第1回プログラムの感想共有・質疑応答
3. パリ協定10周年を振り返るビデオ上映
4. Climate Realityリーダーによるプレゼンテーション
5. 気候変動活動に関するグループ交流セッション
特に印象的だったのは「パリ協定10周年を振り返る対談ビデオ」です。
パリ協定の実現に尽力したキーパーソン2名とアル・ゴア氏による対談の中で、「人口の3.5%が声を上げれば政治を変えることができる」という言葉が紹介され、市民の力の大きさを改めて実感しました。
私たちも地域コミュニティとともに行動を広げていく必要性を強く感じました。
“The Climate Reality Projectの4つの目標”
今回のセミナーでは、The Climate Reality Projectが掲げる活動目的についても、改めて明確に共有されました:
1. 温室効果ガス排出の削減
2. 公正なエネルギー移行の推進
3. 国際的な協力の強化
4. グリーンウォッシュ(見せかけの環境配慮)への対応
“地域・職場から広がる市民運動”
今後も私たちGreenFaith Japanは、セミナーで得た学びやつながりを活かし、主催者や参加者と連携しながら、正しい情報を地域や職場などさまざまな場所で発信していくとともに、一人ひとりの行動が、気候危機を乗り越えるための力になると信じて、活動を続けていきます。