学びの集大成、次なるアクションへ
12月13日、GreenFaith Japanフェローシッププログラムの第10回を開催し、10ヶ月にわたる学びを締めくくりました。本プログラムは、2025年3月よりスタートし、毎月1回の講義を通じて、多様な信仰をもつ若手宗教者たちが気候危機・環境問題を学び合う場として歩んできました。最終回となった今回は、これまでの学びをふりかえるとともに、参加者から感想や今後に向けた希望・提案を共有していただく時間となりました。
参加者から寄せられた声
▶環境問題についての学びを継続してほしい
▶他団体と協力した実践的なアクションを増やしたい
▶政策提言につながる発信を行いたい
▶現地見学やフィールドトリップを取り入れてほしい
▶防災・減災の観点と連携した環境運動を展開したい
多くの声から共通していたのは、「知識を得るだけでなく、信仰に根ざした行動につなげたい」という願いです。
他宗教との出会いや、専門家の知見にふれたことで、気候問題を“自分ごと”として捉える視点がより深まったことがうかがえました。
また、宗教法人が環境政策にどう関われるのか、制度的な課題や社会的役割についても率直な意見交換がなされました。特に、防災の視点からの太陽光発電や地域連携への可能性、信徒以外への広がりなど、今後の展望が数多く語られました。
今後もGreenFaith Japanは、参加者の声を大切に受けとめながら、信仰と社会をつなぐ環境アクションの場を広げていきます。





